histogram
に含まれていた waveform オプションが個別のフィルタになり、histogram
の waveform は非推奨になっている。
前回書いた記事:ffmpeg でヒストグラムを表示する
公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation :: waveform
オプション
- mode, m
0:row(縦長)「左が0右が255」
1:column(横長)「上が0下が255」。規定値 - intensity, i
同じ輝度がどれだけ分散されているか。小さい値ほど範囲が狭い
指定範囲:0 から 1
規定値:0.04 - mirror, r
高い数値を column なら左右、または row なら上下入れ替えるかどうか
指定範囲:0(入れ替えない), 1(入れ替える)
規定値:1 - display, d
0:overlay。各コンポーネントを一緒に表示
1:parade。各コンポーネントを個別に表示。規定値 - components, c
コンポーネント毎の表示指定
1:Y または R。規定値
2:U または G
3:Y, U または R, G
4:V または B
5:Y, V または R, B
6:U, V または G, B
7:Y, U, V または R, G, B - envelope, e
0:none。規定値
1:instant。現在の最小と最大を表示
2:peak。最大と最小をずっと表示する
3:peak+instant - filter, f
0:lowpass。規定値
1:flat。輝度と彩度を合わせて表示
2:aflat。青と赤の輝度と彩度の差異を合わせて表示
3:chroma。彩度だけを表示
4:achroma。青と赤の彩度の差異を合わせて表示
5:color。実際の色を表示
基本コマンド
ffplay -f lavfi -i mandelbrot -vf waveform=m=1:i=.04:r=1:d=1:c=1:e=0:f=0