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Channel: FFmpeg | ニコラボ
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時間でフィルタに強弱をつける

アルファチャンネルの濃さを調整することで時間で強弱をつけるフィルタができあがる。 基本コマンド 3秒から4秒に掛けて gblur フィルタを当てる ffplay -i input -vf...

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モノクロで点滅する効果を作る

YUV の映像なら彩度を 0 にするか、UV を 128 にする方法で、RGB の映像なら RGB 各値をそれぞれ一定倍率を掛け合わせる方法をとり、点滅するフレーム間隔を指定するのにタイムライン編集を行う。 特定の区間だけフィルタを当てるタイムライン編集について YUV の映像 lut, hue フィルタを使った2つの方法がある。 ffplay -f lavfi -i...

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数式で線や円、模様が描ける geq

ffmpeg のフィルタの中でおそらく最も使い方が難解な geq(generic equation) フィルタの使い方。YUV と RGB、A のそれぞれを設定により色を変えたり、回転・反転させたり、グラデーションや線、円や矩形も描ける。さらにマスクも作れるのでトランジションへの応用もできるが処理速度はかなり遅い。その書き方はすべて縦横の座標とその値を 評価式 で計算する。 コマンド例...

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ffmpeg 3.3 リリース

2017年4月14日、ffmpeg 3.3 Hilbert(ヒルベルト)がリリースされた。3.3 は 3.2 からのメジャーアップデートでこれまでに取り込まれたコミットのすべてが入っている。 前回更新記事:ffmpeg 3.2 リリース git.ffmpeg.org Git – ffmpeg.git/blob – RELEASE_NOTES git.videolan.org Git –...

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白と黒を使ったフェード効果

白や黒にフェードインする効果と、白や黒から入力した映像にフェードアウトする効果の解説。入力した映像が YUV、または RGB で処理が異なる。効果は2秒から4秒に掛けての2秒間で行う。適宜効果の時間は設定を変える。 関連記事 数式で線や円、模様が描ける geq 特定の区間だけフィルタを当てるタイムライン編集について YUV T-2...

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ドラクエの戦闘シーンチェンジエフェクトを作る

ニコニコ動画に投稿された「DQエンカウント風AviUtlシーンチェンジ用素材 sm30578410」を元に ffmpeg でも同じことを実装する。配布されたファイルは 8bit PNG なのでそれを使い、グラデーションマスクを作成し2入力を合わせる方法をとる。サンプルコマンドの出力コーデックは適宜変える。input1.mp4 と input2.mp4 は 640×360 30000/1001 fps...

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ffmpeg で先頭と後ろを一度にカットする

Cut video with ffmpeg. – Stack Overflow より、再エンコードなしに1行のコマンドで先頭と後ろをカットする方法。 開始10秒と後ろ10秒をカットしてその間をコピー出力する ffmpeg -ss 10 -i video.mp4 -ss 20 -i video.mp4 -c copy -map 1:0 -map 0 -shortest -f nut - |...

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新配信(β)で4:3映像に余白をつけて800×450配信にする

元映像が4:3なら丁度よい解像度にリサイズし余白をつけて推奨解像度の800×450にする。余白の色の既定値は黒で適宜指定できる。配信映像がドット絵なら neighbor を指定し、それ以外は lanczos や bicubic(無指定ならこれ) を指定する。 scale=576:432:flags=neighbor,fifo,pad=800:450:112:9:black Windows の...

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4:3を16:9に、16:9を4:3に余白をつける

ffmpeg に pad フィルタがあるのでこれを使って4:3を16:9に、16:9を4:3に余白をつける。コマンド例は黒映像に余白は白を足している。 640×360の16:9映像を上下に白枠を付けて4:3にする。出力解像度は 640×480 ffplay -f lavfi -i color=s=640x360 -vf pad=iw:iw*3/4:0:(oh-ih)/2:white...

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4:3を16:9に、16:9を4:3に余白と透過をつける

前回記事は余白だけをつけたが今回はその余白の部分だけ透過させる。映像の部分的に透過させるには geq フィルタを使う。アルファチャンネルをプレビューするには alphaextract フィルタを使う。 640×360の16:9映像を上下に白枠と透過を付けて4:3にする。出力解像度は 640×480 ffplay -f lavfi -i color=s=640x360 -vf...

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APNG をループ出力する

Using ffmpeg to create looping apng – Stack Overflow より、アニメGIF なら loop でループできるのに APNG ではこのオプションではループできないので plays オプションを使う。このオプションはループ回数を指定する。ただし -1 を指定して無限ループは出来ないので大きい値を指定する。 ss で開始秒、t で動画時間を指定する...

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分割画面の効果を作る

ffmpeg の geq フィルタとタイムライン編集を使って複数の分割画面の効果を作る。単純に1度だけ分割画面の効果を作るのなら split,vstack,split,hstack フィルタの併用が最も手軽。 0秒から1秒まで普通で、1秒から2秒の間は2×2の映像になり、2秒から3秒の間は3×3の映像になり、3秒から4秒の間は4×4の映像になり、4秒以降は元に戻る。 ffplay -f lavfi...

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VP9(libvpx-vp9) のエンコード設定について

次世代エンコーダ VP9 のエンコード設定について ffmpeg で使ったときの設定をまとめた。libvpx-vp9 は外部ライブラリなので別途インストールする必要がある。さらに音声のエンコーダで使われる libopus も外部ライブラリなのでこれもインストールする必要がある。 設定内容は多くあるがほとんどの設定は何も変えず、ビットレートの設定と品質・速度のトレードオフの設定を変える。VP9...

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音声をサラウンド変換する surround

ffmpeg 3.4 から追加予定のフィルタ。入力した音声の周波数からフロントとリアの音声を分けてサラウンド(5.1ch など)に変換する surround フィルタの使い方。 基本コマンド アンプなどにもよるがサラウンドは 48KHz じゃないとサラウンドでデコードしないこともある。コーデックも aac や pcm よりも ac3 のほうがデコードの汎用性が高い。既定値では入力音声のチャンネル数...

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各チャンネルの音声を合わせたり調整する pan

各チャンネルの音声を合わせたり無音にしたりできる pan フィルタの使い方。 基本コマンド c1(FR) をそのままに c0(FL) を無音にしたステレオ音声 ffmpeg -i input -af "pan=stereo|c1=c1" c1(FR) と c0(FL) を逆にしたステレオ音声 ffmpeg -i input -af "pan=stereo|c0=FR|c1=FL"...

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サラウンドをヘッドフォン用の2チャンネルに配置する headphone

ffmpeg 3.4 から追加予定のフィルタ。サラウンドを HRIRs(head-related impulse response, 頭部インパルス応答) ファイルを元にチャンネルを配置しステレオとして出力する headphone フィルタの使い方。 HRIRs ファイルの配布ページが重たい場合はミラーを上げている。 HRIRs ファイルには DFC, MINP, RAW があり、基本コマンドには...

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各チャンネルの音量を映像化する abitscope

各チャンネルの音量(周波数ではない)を色別で横に並べて映像にする abitscope フィルタの使い方。出力フォーマットは RGBA。似たフィルタに showvolume、showfreqs がある。 基本コマンド ffmpeg -i input -filter_complex abitscope -acodec copy output ffmpeg -re -i input...

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エッジ検出フィルタ roberts

ffmpeg 3.4 から追加予定のフィルタ。Roberts cross operator を用いたエッジ検出フィルタ roberts の使い方。同様のフィルタに sobel, prewitt があり、他にもエッジ検出できるフィルタはいくつかある。 エッジ検出フィルタ sobel, prewitt ffmpeg でエッジ検出をする edgedetect 先鋭化やぼかし、エンボス処理などができる...

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18の周波数帯に分けてゲインを調整する superequalizer

ffmpeg 3.4 から追加予定のフィルタ。compand フィルタのように設定した周波数の音量を調整するよりも手軽に特定周波数の音量を上げたり下げたり出来る superequalizer フィルタの使い方。 基本コマンド 以下のコマンドでは音量は変化しない ffmpeg -i input -af...

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2ファイル入力するフィルタの挙動設定 framesync

一部のフィルタ(現在では blend, libvmaf, lut3d, overlay, psnr, ssim) で設定できる動画時間が異なるファイルの挙動設定を行う framesync の設定方法。以前は個別のフィルタ毎に設定していたがこれのおかげで設定内容が統一された。 公式ドキュメント:FFmpeg Filters Documentation : Options for filters...

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